人生で一度はいつかオーロラを見てみたい、と憧れる人も多いのではないでしょうか。
天候や条件が揃って見られる自然の神秘的なもの。
有名な観測スポットとしては、カナダのイエローナイフやアラスカのフェアバンクス、ノルウェーのトロムソなどありますが、
スウェーデン滞在中、わたしはここへ行って人生で初めてオーロラを見ることができました。
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アビスコ(Abisko)
スウェーデン北部、アビスコ国立公園があり、豊かな大自然を存分に楽しめます。
近くにキルナ(Kiruna)という町もあり、その町にもオーロラを見たいとたくさんの人が訪れます。
が、個人的にオススメしたいのがアビスコ。
アビスコがオススメな理由
・見れる確率が高い
わたしは、3泊した中で2回見れました。
帰りの電車(夜)の中からもさらに1回見れました。
・大自然を満喫できる
ストックホルムなど街だけではない、スウェーデンの自然の魅力を存分に味わえます。
・星空がきれいすぎる
キルナよりも街灯が少ないので、雲が少ない日の夜には満点の星空が見られます。
・そこまで寒くない
3月に行ったときは日中は0℃~2℃、
夜でも-7℃~-2℃でした。
-30℃程の厳しい寒さではないので、しっかり防寒すれば耐えられます。
行き方
残念ながら、日本からアビスコへの直行便はありません。
そして、アビスコには空港がありません。
では、どうやって行くのか。
①ストックホルムから飛行機でキルナへ、キルナから電車でアビスコへ
アビスコから一番近い空港がキルナにあります。
ストックホルムからキルナまでは約1時間半、そしてキルナからアビスコへ約1時間。
ただし、キルナ空港から駅までは約11km離れているので、タクシーを利用する必要があります。
もしくはキルナ空港からタクシーでアビスコへ。
小さな町なので、事前に電車のスケジュール確認、タクシー手配をしておきましょう。
②ストックホルムから寝台列車でアビスコへ
ストックホルム中央駅から長距離電車が出ていますが、その中の一つ。
夜6時過ぎストックホルムを出発して、翌日の午前11時頃にアビスコ到着、移動時間は16時間以上のスケジュールです。
ちなみにわたしはこの方法でアビスコまで行きました。
③レンタカーでアビスコへ
フレキシブルに自由に旅したい、という人向け。
ストックホルムからアビスコまで約1300km、Umeåからアビスコまで約800kmです。
冬の車の運転には十分気を付けてください。
オーロラのシーズンは?
一般的に、北欧で見られるオーロラは9月から3月がシーズンと言われています。
中でも、アビスコの3月の晴天率は高いので、より高確率で観測することができます。
また冬の日照時間が非常に短い北欧ですが、2月3月になると少しずつ日没の時間も延びてくるので、
ハイキングをしたり、アクティビティに参加したりと日中も過ごしやすく楽しめます。
何泊するのがいい?
最低2泊。3泊はしたい。
3泊以上したからと言って、必ずオーロラが見れるとは限らないし、1泊したその夜に見れた、という場合もあります。
わたしがオーロラのツアーに参加した際、
‘’クリスマス前後の一週間は、一日も観測できなかった‘’とツアーガイドの人が言っていました。12月、オーロラのシーズンと言われているにも関わらず、です。
オーロラ観測には天候やKPなど他の条件も影響するので、ただ雲もなく天気がいいから、という理由だけで見られる訳ではないのがオーロラ。
見れる、見れない、に関わらず、せっかく大自然に囲まれた場所にいるのだから、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
オーロラ鑑賞にオススメアプリ
旅行の際、この”Aurora”というアプリをインストールしておくのがオススメです。
このように、地図で確認できたり、各地の空の様子をwebカメラでリアルタイムで見ることができます。
2024年〜2025年は、より高確率でオーロラが観測されると言われています。
この機会にアビスコに行って特別な時間を過ごしてみてください。
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